鬱と付き合い、これからも生きていく 僕の長い旅

鬱(うつ病)と診断され、パニック、不安障害と付き合い、向き合いながら、これからも生きていくと決めた僕の日々。

自律神経失調症、パニック、不安障害と付き合っていくことを決めた 
誰かにとってヒーローになりたいと、心に刻んだ僕の足跡
鬱体験記だったり、そのときの想いを綴るブログです。
このブログが闘い、悩んでいる方にとっても、何かの力になれれば。


鬱 体験記 その14 「自分を失った日」

こんばんわ。

 

今日と明日は、僕の中で本当に大事な日なのですが

たとえそれが自分の価値を下げるような内容であっても

しっかりと綴りたい。

 

昨年の今日

僕は医者から診断書をもらいました。

 

「うん。

今まで本当に頑張ったね。

少し休もうか。

ちょっと追いつめすぎちゃったから、その分休みましょう」

 

そう言われ、休職届けをお医者さんに書いていただきました。

 

 

自分の夢がかなえる場所。

それを専任でやらせていただいていたこと。

うれしかった。

だからなんとしてもやりとげたかった。

 

だけど段々となんだかわからなくなってきた。

なぜかわからない恐怖感が止まらなくった。

 

要領だけは良いって昔から言われてた自分

というより、それがとりえだったはずなのに

どんどん自分の頭が悪くなることがわかっていった。

嫌悪感がましていった。

 

どんどん人と話すのが嫌になり

ランチもすることが楽しくなくなり

食欲も失せ、気付けば夢とか考えられなくなっていった。

 

どんなに勉強しても、頭に入らない。

勉強したその瞬間は呪文を唱えるように、頭に染み付かせたけど

寝たら覚えていない。

 

その寝たという時間も、最長で3時間。

それでも大丈夫な人はいると思うけど、本当につらかった。

目をあけて寝ているはずなんだけど、起きてる。

そんな感じ。

 

急に体が硬直する。

電車からおりると貧血気味になる。

 

自分の一番の取り柄の笑顔はもうなかった。

今振り返ってもそう思う。

 

気付けば非常階段によく行くようになった。

言ってしまえば仕事放棄。

もう完全におかしかった。

今考えると、仕事中に非常階段でうずくまるなんてありえない。

でも当時はそうだった。

 

もう、自分がなんだかわからない。

そして、そんな状況でもなんとか出社して

結局同じことを繰り返す始末。

 

自分が大切にしていた「笑顔」なんて

もうとっくに作り笑顔すらできなくなってた。

 

環境をいただいているのに。

自分が成績残せなかったから、嫌悪感とか罪悪感とか

もうどうしようもないくらいパニックになってた。

 

確かに夢には近づいてた。

でもわからなくなってた。

自分が。

 

今考えて、本来なら夢の実現フィールドが目の前まできてたのに

だめだった。

 

そんなことが去年の今日。

僕の所属している会社の方々ってすごい優しいんです。

ちょうど今頃、休職届出したにも関わらず

その後ご飯につれてってくれました。

今でもあの焼き肉は忘れません。

 

ただこの経験は今の自分にものすごい反響がきています。

おそらく明日が鬱体験記最後。

 

まぁ人間気分の上下はあるので普通に鬱的なこと書くかもしれませんが

あたたかい目でみてください。

 

体験記は明日がラストであって欲しい予定です。

明日も大事な日なんです。

 

それでは。